第11回 アサマスタークロスウォーク
大会は8月22日~23日のナイトウォークです
さて、出発場所は小諸駅で、受付は16時から
出発式は17時、スタートは18時です
大阪駅から一往復だけ「特急しなの」が長野まであります
行きは、この「しなの9号」で篠ノ井駅まで行って
「しなの鉄道」に乗り換え、小諸駅に着くのが15時と
ちょうど良い感じです
帰りは、同じしなので名古屋で新幹線に乗り換えました
受付時間の16時よりも1時間早く小諸駅に到着
駅の西側の「停車場ガーデン」には参加者とみられる
人がポツポツと見られました
参加者がほぼ地元、もしくは関東圏のようです
標高663メートルの地で、多少は涼しいかと思いましたが
カンカン照りの日差しと、台風の影響か気温も32度近くあり
日陰を探して、受付時間を待ちます
受付場所の観光協会の建物を覗くと
受付時間前でも、受付けていたようですので
受付を済ませました
ゼッケンや大会要項などは郵送で先に
送られてきたいたので、受付で頂いたのは
参加者名簿と大会バッチ、LEDの小さなライトでした
大会バッチは、100キロウオークのような光るものでなく
缶バッチでしたのでした
LEDのライトは、白色LEDでしたが、小さい割には結構
視程の良いもので、後で書きますが役立ちました
小諸駅周辺には、コンビニは無く、土産物店と
食事処がある程度で、失礼ですが寂れていました
さて、これから登る山はどれかなと
山の方角を見ますが、さっぱりわかりません
多分この方角に見えている山と思います
開会式の前に、事務局より送付した
要項やゼッケンの遅延と未着のお詫びがありました
お盆前に、坂川急便のメール便で送ったようですが
メール便を配達する専任の人が、お盆休みで配達を
休んだ為に、遅延や未着が生じたようです
(私にも、届くのに1週間近くかかりました)
大会実行委員長の山岸氏(長野県会議員)の挨拶
(山岸氏は3期5年小諸市観光協会会長を務めました)
嬬恋村長 熊川氏の挨拶
この方の挨拶が、英語などチャンポンで
なかなかユニークなお言葉で面白かったです
準備運動のあと、18時となりスタートです
先導は、「あるくまちゃん」と「くんまちゃん」です
でも、速度からすると、あっという間に抜かれてしまいます
スタートはあまり厳密でなく、スタートの先で
待っている人や、横から列に加わる人など
バラバラです(タイムレースでないので緩いみたいです)
私も、ペースとか位置取りが全く不明なので
先頭集団に近い位置でスタートしましたが
すぐにスピードに追い付けず、置いて行かれました
チェリーパークラインを歩くので
ガードレールにチェリーの絵?
(リンゴにも見える)
高架は、上信越道です
上信越道、浅間サンラインを越えて
進んで行きます
(17キロゴール、31キロチェックポイントは、峠から先1kmあるので
標識の距離に1kmプラスしないといけません)
浅間登山道分岐の給水所です
スタートから8キロくらいでしょうか?
給水のほか、トマト、きゅうり、たくあんなどあります
標高で1200メートル、パラパラと雨が(泣)
道路はここあたりまでは、多少照明はあるも
ほぼ暗闇で、道路の先が全く見えません
配布された、白色LEDが結構良く見えるので
前を歩く人のLEDで、斜度やカーブがわかります
車坂林道入口です
標高1500メートル、給水所があります
雨脚は強くなり、霧と重なり視程が悪くなります
無線では、峠は完全に雲の中に入っているようで
ほとんど視程が無いことを告げてました
とにかく、斜度やカーブなどが霧のために見えず
前の人のLEDもしくは、足元の道路のラインを
頼りに登っていく状態です
少し休息で止まると、気温も20度を切ってますので
濡れた体が冷えてきます
先の車坂林道入口の給水所の手前1キロで
左足のふくらはぎが攣ってしまい、動けなくなりました
ストレッチで伸ばすと、今度は反対側のすねが攣り
ここで本当にリタイヤを考えました
しばらくして、収まり、ゆっくりと足を進めて
給水所で、「コムレケア」と「ロキソニン」を投与しました
(その後、多少痛みの後遺症はありますが歩けました)
高山植物園の給水所を過ぎて、登り坂はあと2キロです
峠を越えたら、あとは下り坂だけです
そして、チェックポイントとまであと2キロの案内板
(スタートから1キロ毎に、この案内板があります)
雨脚は強くなり、霧で視程は悪くなって
道路のラインドリが分からず蛇行してます
常に登りではなく、多少の下りや、緩い坂道もあり
登山の急登とは異なります(車道ですので)
ただ、ようやくポールと足の運びのバランスが取れて
歩き易くなってきました
そして、最後のカーブの先に赤い誘導灯が見えて
「車坂峠(1973m)」に到着、1300mを登りました
(雨でなかなか、この標識が撮れませんでした)
ここから1キロ下って、17キロのゴール
31キロのチェックポイントの「アサマ2000パーク」に到着
ゼッケン番号を確認してもらいます
40分ほど休憩して、再スタートです
今度は、下り坂だけですが、途中の林道は
未舗装の道で、砂利等ですべらないよう注意が
必要です
しゃくなげ園分岐の給水所です
雨は止むことなく、視界が悪くて歩きにくいです
この後、未舗装の林道に入りますが
舗装路と異なり、ラインの目印がありません
参加者も少なく、路肩を目印に注意しながら
下っていきます
どうにか無事に林道を抜けて、舗装道に出ます
ここは群馬県嬬恋村、両側はキャベツ畑です
下りは、登りと異なり、普段のペースより
早い目で歩いていけます
登りでは、どんどん抜かれていたのが
下りでは、どんどん抜いて前に出ます
そして、ラスト1キロまできました
ゴールでは、事前に用意した「完歩証」に
到着時間を記入して頂きます(午前2時21分)
そして、参加商品の嬬恋村のキャベツ1個
小ぶりな大きさでしたが、1キロ強ありました
この後、参加者は半額の500円で
温泉に入れますので、濡れた衣服を脱いで
温泉で、汗を流し、体を温めます
しかし、残念ながら飲食メニューは無くて
キャベツの千切りは、食べ放題でした
小諸駅までは、シャトルバスで送ってもらえるので
早々に、乗車して小諸駅に移動しました
残念ながら、台風の影響なのか
このところの大気の不安定さの関係か
下界は天気は良かったのですが
やはり、そこは山です
天気は早く移り変わってきます
お陰で「満天の星空と下界の夜景」を
楽しむことはできませんでした
また、大変蒸し暑くて例年より厳しかったようです
これは、来年リベンジして星空と夜景を見ろという
ご宣託なのか、どうなんでしょうか?
普段のウオーキングとは異なり、坂道もある程度
上れば、下りがありますが、今回の場合は
ほぼ16キロ延々と上りが続き、その後は15キロの
下りが続くという特殊な大会です
GPSの高度表です
距離の誤差が7.6キロもあります
道路はウォーキングでは珍しく「通行止」で
実施してたので、蛇行しているとは言え
この差は大き過ぎるような?
平地と坂道の場合の距離の計測の差でしょうか?
参加者は、若い人が多く目立ちました
逆に、普段の大会のように60代以上の人は
割合的に少なかったよに思います宇
総参加者937名、31キロは686名、17キロは251名と
参加者名簿にありました
完歩率は高いようで、ほぼ10名以下との事でしたが
今回は雨という事と、序盤蒸し暑かった関係で
峠を目前にして、惜しくもリタイヤされる人が多かったように
見えました(私も、何度も手を挙げたかったです)
1300m上るのは大変ですね
しかし、今回は霧雨で視程が悪くて足元だけ
見ながら、黙々と歩いたので、晴れている時よりは
斜度や先が見えず、気付いたら上っていた感じです
また、気温もあまり下がらず、最初は蒸し暑かったですが
途中で、足が攣ったのも、もっと気温が下がっていれば
回復出来なかったかもしれません
本当に、何度も巡回のパトロール車が来た時に
リタイヤしそうになりましたが、我慢して歩けました
精神力を鍛えるには、良かったかな
今秋の2回の100キロウオークの練習になったかな?
来年は、参加するか否かわかりません
でも、星空と夜景は見たいので、リベンジしたい
気持ちが半分、もういいやが半分です
雨の中、一生懸命サポート頂いた運営の皆さんや
ボランティアの皆さん、有難うございました
巡回車で、何度も「頑張れ!」と声援を受けました
最後まで見て頂いて有難うございました
よろしければ励みになりますので
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コメント
でこさん こんばんは
花巻の大会に参加されていたのですね
そちらも、すっきりしない天気だったようで
残念でしたね
まあ、雨もまた思い出になりますので
次回参加の時に、お楽しみは取っておきます
100キロは、まず9月20~21日の飯塚~武雄温泉です
そろそろ、行程表を作成しようと思っています
(地図は簡単なので、交差点名やコンビニの位置を
距離と合わせて一覧表を作成しています)
6日の琵琶湖一周、12日、13日の琵琶湖パノラマWで
体調は調整をするつもりでいます
とりあえず、時間は昨年より早く、なにより完歩を
目指して頑張りますね
投稿: hiroyuki23 | 2015.08.27 23:02
安藤さん こんばんは
完歩者820名で、リタイヤは58名でしたか
100キロウオークでは70%位なので率的には
良い方ですね
関西方面の参加者が少ないのは、知名度と思います
私も偶然にネットの申込画面で見つけて知ったので
日本ウオーキング協会とかに属さない大会ですから
地元が中心のイベントなんでしょうね
安藤さんは、三重県からの参加だったのですね
来年は、九州のナイトウオークに行くかもしれません
あと2年で終わるとの噂があるので、無くなる前にと
思っていますが、日程が重ならなければ参加したいです
これも何かのご縁でしょうから、よろしければ
大した内容では無いですが、またブログに
遊びに来てください
9月からは毎週どこかの大会に参加していますので
投稿: hiroyuki23 | 2015.08.27 22:51
お疲れさまでした。まっくらな中あれだけの高低差凄いですね。お天気が良ければ最高だったでしょうね。100Kウオ-クも頑張ってくださいね。
投稿: でこ | 2015.08.27 16:51
こんにちは。
ご存知かもしれませんが完歩者は820名だったそうです。
昨日、用事があり事務局に電話したところ教えて下さいました。58名がリタイヤ、その他ドタキャンされた方がおられたようです。
参加者のほとんど関東圏の人だらけで関西弁が聞けなかったのが残念でした。
来年、機会がありましたら、今度こそ星空を眺めながら歩きましょう!!もう少し体力アップに励みます。
三重県から参加の安藤でした。
投稿: あんどー | 2015.08.27 10:43
あんどーさん こんばんは
人違い、どうぞお気になさらずに
私も、知っている人に似てて声をかけたら
違っていたなんて、よくあります
私も初めてでしたが、今回は雨と霧で
何も見えなかったのが、逆に上れたのかもしれません
私も足が攣ったときは巡回の車がきたら
手を挙げてリタイヤしようと思ってました
(でも、頑張れと声を掛けられて、手を挙げられず)
幸いに、薬が効いたのか、植物園の給水所までで
攣る感じも回復したのと、残り3キロと言われると
意地でもと思いました
でも、本当に星空と夜景は見たかったですね
投稿: hiroyuki23 | 2015.08.26 22:41
hakoさん こんばんは コメント有難うございます
この日の天気、本当に山だけ悪かったみたいです
星空と夜景は、おあずけになりました
モチベーションに関しては、今回は本当に勝てたと感じました
女性の参加者も多かったです
ぜひ、チャレンジしてみて下さい
投稿: hiroyuki23 | 2015.08.26 22:34
237さん コメント有難うございます
嘉穂もコース図を見ると結構ハードですね
やはり、峠は2,000m近くになりますので
晴れていると、気温が10度以下に下がる日も
あるようですので、保温用のウエアは必要と
要項にも書いていました
標高差は1,300mあるのですが、今回は視界が無く
黙々と歩いたので、極端な坂は無かったと思います
本当に真っ暗なので、体力よりもモチベーションとの
戦いかもしれません
ぜひ、機会あればチャレンジしてみて下さい
投稿: hiroyuki23 | 2015.08.26 22:30
やはり人違いでしたか・・・・スミマセン。
しかも「女性の片」・・・?「片」?
変換ミスまでしちゃってますね
初めての独り参加でのエントリーであれだけキツい行程だなんて知りませんでした。
死にものぐるいでゴール地点にたどり着けました。
もうヨレヨレです。まるで酔っぱらいの足取り
写真を拝見する限り、すぐ近くですれ違っていたかもしれません。同じアングルの写真、私も撮ってますので。
リタイヤするかも?と思ったのは最初の給水ポイントです。給水してから歩き始めた時、正直ゴール出来る気がしませんでした。
雨に降られ、あれほど両足を痛め、何度も心折れそうになったのに。。。
また来年、参加するような気がしてなりません。
星空を見てみたいのです、どうしても。
投稿: あんどー | 2015.08.26 08:54
アサマクロススター完歩お疲れさまでした!その夜は関東にいましたが、いい天気でした。やはり山の天候は油断なりませんね。星空は次回の楽しみ?
リタイアの誘惑と闘う気持ち、めっちゃ共感できました。歩くモチベーション維持は精神の鍛錬のような気がしてきます。
同じ登りなら山道のほうが好きですが、ナイトウォークという言葉に惹かれます。来年は候補に入れようと思います!
投稿: hako | 2015.08.26 01:33
あんどーさん 初めまして
残念ながら人違いのようです
逆なら可能性があるのですが
私は男性なので
実際に「コムクレア」が効くかは分かりませんが
私は、ロキソニンの鎮痛剤とセットで
常に持ち歩いています
ツムラやカネボウの漢方薬でも
同じ効果があるようですが
手軽に安く入手出来るので、便利です
私も、山でおばさんに教えてもらって
それから持ち歩くようになりました
あんどーさんは、あの悪条件の中
無事に完歩出来ましたか?
雨と霧、視界の悪さ、寒暖差で
体調不調や故障した人が多かったみたいですね
植物園の給水所での、あと3キロで
リタイヤされている人もあり
さぞかし、ご本人は残念だったと思います
投稿: hiroyuki23 | 2015.08.25 22:05
こんばんわ
折角 高原のナイトウオークでしたのに あいにくの降雨で残念でしたね。
それにしても 雨の中 標高差1310mを登り下りされたのは大変でしたでしょう。
嘉穂は 私にとっては 固いアスファルト峠道を歩き続ける感じで厳しい道のりですが 標高差は450m位だったと思いますので ここは その3倍近くもあり わたしには厳しいかもしれませんね。
それにしても 晴れてて涼しい高原から 満天の星空を眺めながら歩ける この大会にはとても魅力を感じます。
たまに行く六甲山でも標高は932mですが 頂上は真夏でも涼しいですので きっと ここはヤッケなども必要かもしれませんね。
いづれ必ず遠征してきたいと思っております。
投稿: 237ですよ。 \(^▽^)/ | 2015.08.25 18:33
もしかして。。。
違ってたらゴメンなさい。
「『誰かコムレケア』持ってませんかぁ~?」って声をあげていた女性の片ですか?
オジサンにコムレケアをもらって飲んでおられた。。。
違ってたら本当にゴメンなさい。
投稿: あんどー | 2015.08.25 17:01
花火さん こんばんは
コメントありがとうございます
神岡の大会、お疲れ様でした
そちらも天気悪かったのですね
23日の日曜日2時過ぎにゴールしたので
温泉に入って、送迎バスで小諸駅に戻り
始発で大阪に戻ったので、早くにブログを
書くことが出来ました
平均斜度は8度と出発式で言われてましたが
8度がどれくらいか実感が分かりません
ウオーキングで車道を通行止にして実施をしてるのは
初めて体験しましたが、他では無いでしょうね
あくまでも車道なので、山道のような急な登りは無く
カーブの所で斜度がきついという感じでした
でも先の見えない上りが続くのは精神的に厳しいです
スタートは晴天で暑かったのに
やはり山の天気ですね 高度が上がると霧雨に
そして本降りになりました
ますます見通しが効かず、足元しか見えないのも
それも結構、気を使って疲れました
足が攣って、本当にリタイヤしようと思いました
整体で低周波を、ふくらはぎに当てていた時に
強すぎて、攣ったのが後遺症になってて攣り易く
なっていたので、注意していたのですが
天気が良い時に、再チャレンジしてみたいと思いました
伊吹山を1合目から登れれば、大丈夫ではないかな?
上りは給水ポイントも多く、舗装道で、足元は楽です
9月に入ると、いよいよシーズンインで楽しみです
毎週ウオーキングになりますね
今年は残暑と台風に悩まされそうな気がします
100キロに向けて頑張ります
投稿: hiroyuki23 | 2015.08.24 23:20
お疲れ様です。
レポートのアップ早いですね。
標高差1310mは、かなり大変ですよね。
しかも雨で上りがずっと続くと、心が折れそうになりますよね。
完歩、おめでとうございます。
100㎞ウオークに向けて、良い経験になったと思います。
この調子で100㎞ウオークも頑張ってくださいね。
天気が良くて星空が見えたら、とても良さそうなコースですね。
いつか歩いてみたいと思いました。
投稿: 花火 | 2015.08.24 22:01