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湖北「山本山~賤ヶ岳~余呉縦走」

5日(日)は、滋賀県の湖北にある
「山本山~賤ヶ岳~余呉」を縦走してきました
天気予報がはっきりしなくて、なかなか決行の
決断がつかなかったのですが、当日に近づくと
天気予報が、北ほど回復する傾向が出てきて
4日(土)夕方発表の1時間予報では傘マークが
無くなったので、急ぎ用意して出かけました
とりあえずGPSの軌跡です
20150705

最初は、河毛駅から歩いて山本山の登山口まで
行くことも考えましたが、雨が降ることも想定して
コミュニティバスの「こはくちょうバス」を利用しました
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しかし、河毛駅から出るコミュニティバスの時間(8時半)に
乗車するには、5時40分の最寄駅の電車に乗らないと
間に合わないので5時に起きました
河毛駅には、8時8分に到着、下りたのは私を含め2名のみ
Dscn0124

その人は、小谷城方面に行くようで
コミュニティハウスの人や、バスの運転手さんに
降りる場所を相談、確認しておられました
なので「びわこ線」に乗車するのは私一人でした
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今回、朝日小学校裏の朝日山神社からの
登山口で登ることにしたので、山本三条橋で
下車しましたが、ここまで結構集落や田圃道を
ぐるぐる回りながらバスは走ります
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たぶん三条橋であろう橋には登山口の案内
橋を渡り、集落をまっすぐ山へ進みます
途中に、和菓子屋さんがあり、自動販売機があります
河毛駅か、ここで飲み物は確保しないと
賤ヶ岳の山頂まで、手に入れることは出来ません
道の突き当たりに「登山道」の案内、左に曲がります
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曲がってすぐに朝日山神社の参道が右手に
角にも、さきほどと同じ案内の柱があります
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突き当たりの神社の石段を上って
左手に登山道の入り口があります
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登山口の入り口です
右手に周辺マップの看板がありますが
とっても簡略化された地図ですね
看板の上に「お手洗い」の案内があったので
一応確認しておきました
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境内の東側の窪地にお手洗いはあります
しかし、水洗化されていないようですので
女性にはおススメ出来るような感じではなさそうです
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さて、登って行くとすぐに怖い看板が2つ
「クマ出没注意」と2つも立っています
(後ろは、朝日小学校の校舎です)
6月の末に、近江塩津の集落内で目撃情報があり
一応、熊鈴を付けて登ります
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朝日山常楽寺の横の石段には
石像が並んでいました(五百羅漢?)
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鳥居の下に、獣避けのゲートがあります
かんぬきを開けて入ったら、必ず閉めましょう
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振り返ると、山本の集落が見えています
まだ、そんなに登っていないですね
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6月28日に、ブロ友の花火さんが
宇賀神社側から登られていますが
どちらが登るのが大変なのでしょうか?
2万5千分の1の地形図を見ると
宇賀神社からの方が、等高線が密な感じですが
結構、ジグが切ってあって九十九折れに登る感じ?
朝日山神社からは、尾根道を直登している感じです
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山本山城遺跡の案内です
頂上手前にありました
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山本山城三の丸跡
看板だけで、なんにも残っていません
このあと、二の丸跡の看板もありました
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山頂付近にあった標識です
近江湖の辺の道です
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さて、山頂と三角点はどこなのか?
全く分かりませんし、見つかりません
とりあえず、字が消えかかった案内板
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どこかの会が付けた標識
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もう読めない山本山城本丸跡の案内板
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三角点は見つけられませんでした
二等三角点のはずですが、夏草に埋もれているのかな
あきらめて、先へ進みます
今度は、一番馬場跡の新しい看板、二番馬場跡もあります
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馬の蹴跡ってなんでしょうか?
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尾根道を進みます
踏み跡はしっかりしているので
迷うことはないと思います
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途中、西野方面の景色が見えます
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倒木が登山道に結構倒れています
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熊野区ふれあいの森の看板
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尾根道は続きます
琵琶湖側(西)を通ると、心地よい風が
逆に、東側を通ると風が無く、暑い感じでした
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尾根一帯は「古保利古墳群」のようで
登山道には、いくつも案内板がありました
最初は1枚1枚撮影してましたが、多すぎて
途中で止めてしまいました
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しいたけではなさそうです
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近江湖の辺の道の案内標識
山本山への距離が赤でバツ印が
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バツ印は何故か分かりませんが
案内標識はもうひとつあって
「遊歩百選」の新しいものがあります
同じ場所でも、距離が数百メートル位異なります
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熊野峠かな?
昔は、小学生が片山集落から、この峠を越えて
熊野の古保利小学校まで通学していたそうです
(今は、片山トンネルが出来ています)
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西野水道の上まで来ました
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西野水道は、余呉川の氾濫に悩まされた
西野地区の僧侶、西野恵荘が1840年~1845年に
掘削した琵琶湖への放水路です
現在は、2代目、3代目の放水路があります
(昨年の琵琶湖一周の際に撮影した初代西野水道)
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木戸峠です、新旧の道標の距離が
ここでも、微妙に異なりますね
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古保利古墳群の全体を説明した案内板です
尾根道のほとんどが古墳のようです
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磯野山あたりになるようです
いろんな縦走のブログでも、このコブがある木の
写真が掲載されています 目立ちますからですね
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下の道から磯野山城跡の看板が
山腹に立っているのを見ますが
尾根道からしか行けないのでしょうか?
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磯野山から少し下り、登り返しです
間隔が微妙な階段が続きます
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四等三角点がありました
基準点名称は「西山」(標高360.4m)
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高圧線の鉄塔の下に着きました
丁度、賤ヶ岳トンネルの上になるようです
鉄塔の隙間から、新旧のトンネルから
木之本駅へ続く2本の道路が見えます
交差点は、琵琶湖一周で何度も通った
「大音」の交差点になります
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ここを山梨子に下ると
旧賤ヶ岳隧道の上に出ると思います
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ここから再度登り返して
リフト乗り場に到着です
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ここで「ヤマノススメ」スタンプラリーの
スタンプカードを入手して、賤ヶ岳のスタンプを
押印しました

右賤ヶ岳の石碑があります
山頂へは、まだ300メートルほどあります
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琵琶湖に目をやると、琵琶湖一周で歩いた
藤ヶ崎(右)、その奥に奥びわ湖パークウエイの
葛籠尾崎(左の先)へ続く山並みが見渡せました
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今年は十回割となり、どちらの道もトンネルで
ショートカットしたので歩きませんでしたので
懐かしい感じです(機会を見て、また歩きたいものです)

坂の途中で戦歿者霊地の石碑と祠があります
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賤ヶ岳山頂に到着しました
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とりあえず、自動販売機のある展望台で昼食
丁度、下界から正午を告げるオルゴールが
流れてきました

歩いてきた尾根の山々です
一番奥が山本山です
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賤ヶ岳は三等三角点です
標高は421.1メートル
山名の認知度と三角点の等級は
関連は無いようですね
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「戦のあと」という疲れて頭を垂れる
武将の像もあります
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山頂の広場の全景
土塁や虎口や堀切など砦の基礎工事の跡が
残っているようで、また時間に余裕を持って
訪れたいと思います
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リフト乗り場までは、全く人に会いませんでした
山頂付近で、ようやく人に出会いましたが
服装や履物を見る限りでは、リフトで上ってきた
観光客のようでしたので、登山者はいませんでした
(鹿には2回遭遇しましたが)

さて、余呉駅まで再スタートです
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「猿が馬場」の案内看板
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「首洗いの池」の案内看板
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中川清秀の墓の分岐
大岩山経由で下りたいのですが
標識には、山の名前は一切出てきません
2万5千分の1の地図と方角であっているはず
と、前を見ると「大岩山」の石碑を発見しました
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「中川清秀の墓」の看板
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途中で林道工事中の道に下りてしまいました
下りたところを振り返っています
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本日、一番ぬかるんでいた林道を
しばらく進むと、大きな案内看板
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いのししのお風呂(のはず)
仰向けに背中をこすり付けて窪みが出来るとか
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江土に下りたいが、やはり標識に表示無し
余呉湖経由ではないので、
観音堂経由の方向へ進みました
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途中に大きな倒木が道をふさぐ
根元から迂回しました
ここまでで、2組の登山者に出会いました
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鳥居があって、江土の集会所に出ました
ここには獣避けのゲートは無かったです
(落ちかけた感電注意の案内の看板はあったが)

「村草神社古跡」の石碑
さっきの鳥居の横の晩鐘と祠が観音堂みたいです
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ここで、13時10分発の新快速が
余呉駅を出て行ったので、1時間待ち確定

車道までに登山口の看板が2つ
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車道の入り口にも案内標識
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余呉駅入り口
閉まっている居酒屋にあった
サントリーの自動販売機に
POPメロンソーダが入ってた
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余呉駅に到着で、本日のゴールです
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駅のホームから余呉湖方面を望む
正面が賤ヶ岳かな?
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GPSの記録を見ると
距離14km、歩行時間4時間半、内休憩1時間
累積標高プラスが930m、マイナスが908mでした

やはり、体が鈍ってて急坂の上りで息が上がり
夏風邪の後遺症で、喉の調子が悪かったのと
相まって、呼吸し難くて苦しみました

結果的に雨は全く降らずで、時折、薄日がさす
天気で良かったです
気温も23度程度で、丁度良い感じでした

ウオーキングと山歩きは、登り下りの分だけ
使う筋肉が違いますね

さて、ビワイチのアプリで
高月町の「渡岸寺観音堂」が電車からは
ゲット出来ませんでした
あとは、「醒ヶ井駅」と「居醒の清水」も残ってます

「ヤマノススメ」のスタンプラリーと合わせて
伊吹薬草の里文化センターも含めた
ウオーキングコースを考えてみようかな?

最後まで見て頂いて有難うございました
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コメント

花火さん こんばんは コメント有難うございます
梅雨前線が北上しなかったのか、北に上がるほど
天気は良かったと思います
気温も、梅雨寒むであまり高くなかったです

確かに梅雨時期にリフトで上がってくる観光客
多いですね。歴史好きかどうか分からないグループも
いましたが、有料ガイドさんの説明を熱心に聞かれている
グループもいましたね

縦走路の標識の距離は、誤差は許せますが
峠の名前とかの現在地を表示して欲しいと思いました

江土からの登り口は、写真が参考になればと思います
途中林道工事で登山道が分断されてますが
江土からですと、大きな看板の所で林道に出て
少し先に(300~500メートル)振り返って撮った
写真の数段の階段(遊歩百選の賤ヶ岳の表示)を
登ると、登山道に戻って大岩山方向へ進みます
あとは賤ヶ岳までは、道は明瞭です

台風が3つ、9号は沖縄へ、11号は小笠原かな?
週末の天気も台風と梅雨前線に影響されそうですね

今週末は、ビワイチのスタンプラリーを
完成させたいので(締切が20日)
それを優先して、歩くコースを考えています
(高月駅と醒ヶ井駅が残っています)

先週同様に、琵琶湖方面は天気があまり悪く
ならないで欲しいなと思っています

投稿: hiroyuki23 | 2015.07.07 23:25

お疲れ様でした。
湖北は、歩くには最適なお天気でしたね。
私が歩いた時は、天気が悪いにも関わらず、何組かのハイカーさんを見掛けましたが、驚いたのは、視界が全然悪いのにリフトで上がってくる観光客が結構いたことです。
賤ヶ岳は歴史ファンにとっては、天気が悪くても行きたい場所なんでしょうね。

山本山の朝日山神社側の登山道は、浪速の例会に時に歩きました。下りでしたので、石がゴロゴロしてて、何度も滑って転びそうになりました。
宇賀神社側の登山道は、つづら折れに上がって行くので、それほど大変ではありませんでしたよ。
たぶん朝日山神社側よりも歩きやすい気がします。

縦走路は、かなり整備されていて、歩きやすいですが、標識に書いてある距離が、標識によって違っていたりして、本当はどっちって思いますよね。
前回大岩山方面に行けなかったので、今度は江土登山口から登ろうかなと思っています。
少し道が分かり辛そうですね。

ここ最近、スッキリしない天気が多いですね。
早く梅雨が明ければいいのになぁと思います。

投稿: 花火 | 2015.07.07 22:26

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