第9回 世界遺産高野山ツーデーマーチ(宿坊とか)
宿坊に入る前の明るいうちに「檀上伽藍」の境内に入りました
来年の「高野山開創1200年」を迎えるにあたって
172年ぶりに「中門」の再建工事が進んでいます
檀上伽藍を象徴するのは高野山のポスターでも
一番目にする「大塔」ではないでしょうか?
やはり実物を目の前にすると迫力があります
そして弘法大師が唐から帰国するときに
日本で密教を広めるのに最適の地を求めて
明州の港から密教法具の「三鈷杵」を投げたところ
帰国後に高野山のこの松にかかっていたと
言われる「三鈷の松」です
松の葉は、2葉か5葉ですが、この松の葉は
三鈷杵のように3葉になっているそうです
あれ「金堂」を撮り忘れていました
時間は16時近くですが、観光バスで次々に
団体が訪れていました
まだ1週間ぐらい早い感じでしょうか?
さて、一晩お世話になります「西禅院」です
玄関を入り、帳場のような受付で宿泊カードを記入
その際に、夕食の時間と、「般若湯」を聞かれます
いえいえ「般若湯」とは言わず、お飲み物は
どうされますか?と聞かれるのですが
宿泊カードには、ビール、日本酒の本数が
記入出来るようになっていました
精進料理ですので、日本酒を熱燗で2合お願いしました
途中、あのファミマで風呂上がりの缶チューハイを
買ってもいました
そのあと、部屋へ案内されます
今回は、「会下2階和室」を予約していました
1人ですので6畳の和室です
1人ですと6畳でも広いですね
宿坊にはテレビは無いと聞いていましたが
ちゃんと液晶テレビがありました
お風呂は16時と聞いて、早速向かうと
お湯の用意が遅れて16時半になるとの事
仕方がなく、部屋で缶チューハイを先に飲みました
部屋に風呂、トイレは無くて共同です
しかし、最近改装したようで、とても綺麗でした
お風呂は岩風呂、トイレもウオッシュレット付です
風呂に入り、上がってしばらくすると
17時となり夕食が部屋に運ばれてきました
精進料理ですので肉系はありません
胡麻豆腐(高野山のは白い)、野菜の天ぷら
炊き合わせ、酢の物、野菜と巾着の小鍋などです
ご飯はおひつにたっぷりありました
熱燗を頂きながら、ゆっくりと一品一品の
味を楽しみながら頂きました
物足らないように見えますが、結構ボリュームは
食べてみるとありました
毎日食べていると健康になる感じがしました
小一時間かけて頂き、内線をかけると
片付けて、お布団を用意して頂けます
まだ時間は18時過ぎです(笑)
テレビを見つつ、会社の自己啓発として
学習中の通信教育の教材を持参しましたので
課題の回答を考えていました
日本IBMで伊豆の天城セミナーハウスで
セミナーを受講する機会がありました
駅からのバスで聞かされる話の中に
セミナーハウスの標高が、高野山、比叡山と
同じ高さという話です
つまり1,000m位の標高で人間の脳は
一番活性化するそうなので、瞑想や勉強には
理想的な環境だそうです
お蔭で、提出期限間近の課題が8割出来ました
本当に久々に日付の変わる前に
寝床につきましたよ
翌朝は、コースも28kmから20kmに変更したので
朝6時には起きて、これも体験する機会と思い
本堂での勤行に参加してみました
畳に正座と思ってましたが、長椅子がありました
勤行ののち、説法がありましたが
来年4月から始まる50日間の1200年記念法会のことや
金堂で再建後80年初めて開帳されるご本尊
また、金剛峯寺でも16年ぶりの開帳されるご本尊の
案内があり、春にもう一度おいで下さいとの事でした
また御住職は、四国八十八ヵ所を徒歩と野宿で
回られたそうで、その体験も話されていました
野宿で犬に襲われたが、人間にも襲われて
とても怖い目に遭われたそうで、人間が一番怖いという
オチなのかもしれません
朝食は大広間で、他の宿泊客と一緒に頂きました
大きながんもどきの味付けがなかなかのものでした
夕食といい、朝食も味はとても美味しいかったです
(写真は、カメラを持っておらずありません)
朝食後、会場の高野山大学に向いました
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