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酷道?(国道)308号線を歩く

愚痴になりますが、本当に8月は天候不順でした
各地で災害も発生し、農作物への影響も大きく
夏野菜は、軒並み高騰してて、しかも品質が良くないです
農家の皆さんも苦労されていると思います
お蔭で、7月のBlogでは大会の無い分、自主的に歩くぞと
書いていましたが、雨に負けて、全く歩けていません
帳尻合わせでは無いですが、8月最終日やっと天気も良くなり
歩くことが出来ました
では、GPSの軌跡から
20140831

9月の3連休の後半、14日~15日に開催の
飯塚~武雄100kmを意識した練習コースを
考えました

米の山峠(349m)を、スタート後にまず越えます
傾斜は不明ですが、近場で考えて「暗峠(455m)を
奈良側から歩けば、似た感じになるかなと思いました

近鉄のハイキングマップをHPからダウンロードして
かつての暗越奈良街道である国道308号線を歩きました
スタートは尼ヶ辻駅、ゴールを枚岡駅にして約15km
いきなり歩き始めるには、丁度良いと思いました

山道と急な下り坂を考えても3時間少しで歩けるので
自宅を6時過ぎに出て、尼ヶ辻駅には7時半頃到着
周囲の写真を撮影して、スタートしました
Dsc01273
Dsc01274_2

国道308号線は、国道でありながら酷道と呼ばれています
それは、暗峠の前後の坂、特に大阪側が急坂であることと
峠の幅員が狭く、軽自動車が通れるかどうかという道だからです

まあ、阪奈道路、第二阪奈道路があるので、好んで
わざわざこの道を車で通る必要もありませんが
その為か、山部分以外も、ほとんど車1台の幅員です
Dsc01276

国道のおむすびマークも錆びついたままです
Dsc01279

県道と交差する「砂茶屋」の交差点
横断歩道を渡った細い道が国道です(県道の方が広い)
Dsc01285

田んぼの農業用の道ではありません、国道です
Dsc01287

砂茶屋から大阪に1kmほどにある常夜燈です
天保七年(1836)木嶋社 闇夜燈 往来安全とあります
江戸の頃から、街道を往来する旅人の目印であったのでしょう
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矢田丘陵に向かって、道は狭く、坂も急になります
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チェーンより、自動車は通行出来ませんと案内した方が
Dsc01293

追分の集落まで来ました
「追分梅林」の記念碑が立っていました
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追分本陣木村家住宅です
石碑の道標には「右 大坂道」とあります
Dsc01295

「左 こうり山道」となっており
天保7年のもので奈良市の文化財です
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国道の自動車道としての役割よりハイキングコースです
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この先の「榁木(むろのき)峠」を越えた急坂が、濡れていて
つるつる滑るところで、足を滑らせて右膝を少し捻りました
(この後、この右膝の痛みに悩まされます)

小瀬に下るところに「足湯」とトイレがありました
ここから、生駒山がきれいに見えました
山頂から左手に下がった窪みが、暗峠です
(そう、登り返しになります)
Dsc01301
拡大すると、左の窪みに道が白く見えています
Dsc01302

小瀬の信号を右折して道なりに歩くと
奈良側から来た場合、左の道に入ります
国道308号線は、狭い方に行くのが正解でしょう(笑)
Dsc01303

曲がって住宅地の中を上って、下ると
南生駒駅に出ます
丁度、生駒行の電車で踏切待ちになりました
Dsc01306

幅員1.3m通り抜け不能の看板
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車1台分の幅しかなく、歩行者もぎりぎりです
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今は少し改良されて、幅1.8mまで通れるようです
Dsc01309

この後、やまびこホールで先ほどの右膝が痛くなり
トイレがあったので、少し水で冷やして応急処置
20分ほどの大休止となりました
下って、南生駒駅から帰ることも考えましたが
あと1.5kmほどで峠なので、足を進める事にしました

道が新しく改良されて直線になっているところの
細い旧道に入ると藤尾町の阿弥陀如来立像があります
Dsc01312

旧道に入った所のおむすびマークは新しいです
Dsc01313

ハイキングコースですね
右に進むとケーブルの途中「宝山寺」に抜けるようです
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犬養孝先生揮毫の万葉歌碑
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さきほど矢田丘陵を逆に見ます、棚田の緑が濃い
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ここも道路改良されています、旧道は右に上ります
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信貴生駒スカイラインのトンネル
車上荒らしの警告が目立ちます
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峠の茶屋。国道ですがこの区間は石畳です
(石畳は江戸時代に郡山藩が敷いたとのこと)

大阪府東大阪市の所が峠です
かき氷に心が動きましたが、進みます
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日本の道百選
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暗峠の石碑
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地蔵堂にも石碑があり「右 矢田山二里」とあります
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さて下り坂が続きます
体は楽ですが、足の負担が大きいし、右膝も痛みます
広い道は国道でなく、滑り止めの細い道が国道です
府民の森の額田園地となるかわ園地の間です
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大阪側も棚田がきれいです
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日差しは強いですが、気温は電光掲示板では
23度でした、点滅していて写真に撮れませんでした

弘法大師の水とありますが飲めません
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ここで、地元のおばさんにミニトマトを頂きました
弘法大師の水で洗って食べました
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ここが90度ターンで、最大斜度37%のカーブの難所
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途中、視界の切れたところから大阪市内を遠望
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松尾芭蕉の句碑です
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途中で豊浦橋を渡り、枚岡公園、枚岡神社を抜け
ゴールにした枚岡駅に到着しました
Dsc01345

途中のアクシデントと、急坂での失速を考慮して
時速5.5kmは維持出来ると思います
再開のウオーキングとしては、丁度でした

しかし、練習で膝を痛めたのは想定外です
あと2週間で、完治しないとということで
懸命に冷やしています

膝の調子を見ながら、今度の土・日も歩きます
今度は出来れば淀川河川敷で距離を歩きたいです

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