酷道?(国道)308号線を歩く
9月の3連休の後半、14日~15日に開催の
飯塚~武雄100kmを意識した練習コースを
考えました
米の山峠(349m)を、スタート後にまず越えます
傾斜は不明ですが、近場で考えて「暗峠(455m)を
奈良側から歩けば、似た感じになるかなと思いました
近鉄のハイキングマップをHPからダウンロードして
かつての暗越奈良街道である国道308号線を歩きました
スタートは尼ヶ辻駅、ゴールを枚岡駅にして約15km
いきなり歩き始めるには、丁度良いと思いました
山道と急な下り坂を考えても3時間少しで歩けるので
自宅を6時過ぎに出て、尼ヶ辻駅には7時半頃到着
周囲の写真を撮影して、スタートしました
国道308号線は、国道でありながら酷道と呼ばれています
それは、暗峠の前後の坂、特に大阪側が急坂であることと
峠の幅員が狭く、軽自動車が通れるかどうかという道だからです
まあ、阪奈道路、第二阪奈道路があるので、好んで
わざわざこの道を車で通る必要もありませんが
その為か、山部分以外も、ほとんど車1台の幅員です
県道と交差する「砂茶屋」の交差点
横断歩道を渡った細い道が国道です(県道の方が広い)
砂茶屋から大阪に1kmほどにある常夜燈です
天保七年(1836)木嶋社 闇夜燈 往来安全とあります
江戸の頃から、街道を往来する旅人の目印であったのでしょう
追分の集落まで来ました
「追分梅林」の記念碑が立っていました
追分本陣木村家住宅です
石碑の道標には「右 大坂道」とあります
「左 こうり山道」となっており
天保7年のもので奈良市の文化財です
この先の「榁木(むろのき)峠」を越えた急坂が、濡れていて
つるつる滑るところで、足を滑らせて右膝を少し捻りました
(この後、この右膝の痛みに悩まされます)
小瀬に下るところに「足湯」とトイレがありました
ここから、生駒山がきれいに見えました
山頂から左手に下がった窪みが、暗峠です
(そう、登り返しになります)
拡大すると、左の窪みに道が白く見えています
小瀬の信号を右折して道なりに歩くと
奈良側から来た場合、左の道に入ります
国道308号線は、狭い方に行くのが正解でしょう(笑)
曲がって住宅地の中を上って、下ると
南生駒駅に出ます
丁度、生駒行の電車で踏切待ちになりました
この後、やまびこホールで先ほどの右膝が痛くなり
トイレがあったので、少し水で冷やして応急処置
20分ほどの大休止となりました
下って、南生駒駅から帰ることも考えましたが
あと1.5kmほどで峠なので、足を進める事にしました
道が新しく改良されて直線になっているところの
細い旧道に入ると藤尾町の阿弥陀如来立像があります
ハイキングコースですね
右に進むとケーブルの途中「宝山寺」に抜けるようです
信貴生駒スカイラインのトンネル
車上荒らしの警告が目立ちます
峠の茶屋。国道ですがこの区間は石畳です
(石畳は江戸時代に郡山藩が敷いたとのこと)
大阪府東大阪市の所が峠です
かき氷に心が動きましたが、進みます
さて下り坂が続きます
体は楽ですが、足の負担が大きいし、右膝も痛みます
広い道は国道でなく、滑り止めの細い道が国道です
府民の森の額田園地となるかわ園地の間です
日差しは強いですが、気温は電光掲示板では
23度でした、点滅していて写真に撮れませんでした
ここで、地元のおばさんにミニトマトを頂きました
弘法大師の水で洗って食べました
途中で豊浦橋を渡り、枚岡公園、枚岡神社を抜け
ゴールにした枚岡駅に到着しました
途中のアクシデントと、急坂での失速を考慮して
時速5.5kmは維持出来ると思います
再開のウオーキングとしては、丁度でした
しかし、練習で膝を痛めたのは想定外です
あと2週間で、完治しないとということで
懸命に冷やしています
膝の調子を見ながら、今度の土・日も歩きます
今度は出来れば淀川河川敷で距離を歩きたいです
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