「近笑会100キロウオーク」>無念のリタイヤ
今回は、第10回の記念すべき大会です
しかし天候は、南岸低気圧と寒気の影響で
雪となり、スタート地点の姫路城前の
大手前公園でも3cm程度の積雪でした
幸いに、姫路に向かう新快速の車中では
明石付近では、横殴りの降雪でしたが
姫路では止んでいました
参加者は308名の申込みでしたが
この悪天候で、当日不参加が結構あったようです
それでも、この天候に立ち向かう武者が集合しました
小雨ともみぞれとも降る中、コース説明と
注意点の確認が行われました
昨年と大きくコースの変更点は
野田阪神から、阿波座で中央大通りを東進が
さらに南下して、芦原橋まで進んで東進して
四天王寺を経由、寺田町駅から北上するコースと
変化していました
天候の加減もあり、出発前の体操はなく
檄を唱和してスタートです
恒例の「わんわん応援隊」も、寒い中応援です
姫路の積雪は3cm程度でしたでしょうか
私は、スタートして装備の失敗に気付きました
雨や雪が降ることで、雨具の用意やスパッツの
装着をしていました
しかしながら、雪や雨は大したことがなくて
問題は、歩道の溶けた雪と、雨具を装着したことで
予想以上に、発汗したことでした
足元は、溶けた雪で防水でなかった靴を濡らし
発汗により、予定以上に着ているものが
濡れてしまいました
写真は、軍師官兵衛の御着の旧街道から
2号線に合流するあたりです
歩くペースは、足元の状態が悪いものの
なんとか5.5km/hを維持していましたが
予定外に、溶けた雪の水分で靴の中を
濡らしてしまいました
曽根駅から南下して250号線に合流
ここから西明石までの区間、一直線に
明姫グリーンロードをひたすら歩きます
加古川市に渡る「播州大橋」を渡ります
橋に上がる歩道、橋から下る歩道は
滑らないように、気を使います
進めども、進めども、歩道は続きます
信号待ちは、歩車分離の為に時間を要します
モチベーションが一番下がる区間と思います
そして播磨町に入りました
しばらくして、明石市の看板
でも、まだまだここからが長いのです」
この途中で、有名な「サンダル」で歩く方と
お話が出来ました
この雪道に、裸足でサンダルで歩いておられるのは
冷たくないのでしょうか?
しかも、歩速は早いのです(とても不思議です)
でも、有用な情報を頂いたので、今後の参考にいたします
ありがとうございました
さて、出発時の「わんわん応援隊」に遭遇です
大久保の手前あたりです
天候は回復し、西の空には青空も見えます
しかし、大量の発汗で着衣は濡れており
雪で濡れた靴は、靴下は濡れ難く乾き易い素材でしたが
湿っていて、とても足が冷たいです
とりあえず大久保のジョーシンの軒先で
雨具関係を脱いで片付けました
西明石に向かう250号線は、高速の通行止めでしょうか
大渋滞で、私が歩く速度より遅いです
日も暮れて、暗くなりました
ここから写真があまりありません
西明石駅で2号線に合流します
大久保を出てから、参加者に逢いません
出遅れているのか、たまたまなのか
判断に迷います
2号線も渋滞で、ヘッドライトの眩しさで
目がだんだんと疲れてきます
足元も、靴下などが濡れた関係で
肉刺が何か所か出来ている感触ですし
濡れた着衣も、海風を受けて寒くなりました
ここから自問自答の繰り返しです
最後まで歩くか、45kmの舞子CPまでで
進むのを止めるかです
靴下は予備がありますが、靴が濡れてますので
履き替えても、濡れる可能性が高いです
着替えもありますが、冷えた体を朝まで
補えるかは、疑問に感じました
明石から舞子の間で、リタイヤか、進むか
何度も葛藤をします
結果、気温の低下が予想される中で
足が濡れている、着衣が濡れているのは
低体温症のリスクがあります
また足が濡れた事で、多数の肉刺が
出来ていることで、応急処置では
対応出来ない位の大きな範囲でした
この状態で、さらに気温が下がる事と
足の状態を判断して、明石駅を過ぎて
子午線を過ぎたところで
舞子CPでの中止を判断しました
明石大橋が目の前に
舞子CPまで、もう少しなので
頑張って歩きました
舞子CPで、ここで中止を宣言
番号札とゼッケンを返却しました
無念ですが、無理をして体調を崩したり
スタッフに迷惑をかけない為にも判断しました
この後、舞子駅より快速で自宅に戻りました
帰宅後、足の状態を見ると
予想以上に、肉刺の状態が酷かったです
(写真は自主規制)
両足とも、親指と中指の間から土踏まずまで
大きな肉刺、それと左足にも大きな肉刺が
出来ており、特に左足の指近くは血豆でした
過去の中でも、これほどの肉刺の経験はありません
今回、この大会用にNewBalanceのMW1501を選択
サイズは、超幅広のGにしました
靴下は、いつもは「歩くたすけ」を使用しますが
今回は、トレッキング用のダクロン仕様の厚手を使用しました
しかし意外と、感じた程は、靴の中も靴下もビショビショには
濡れておらず、各々の効果は発揮していたようです
が、足の冷たさは尋常ではないほど冷たかったです
それ以上に、上着の着衣の濡れからくる冷たさも
酷かったです
予定では、昨年同様に着衣は舞子CPで
すべて用意した着替えに替える予定でしたが
やはり、足の肉刺の状態が、残り55km以上を
耐ええる状態ではなかったです
靴の幅が余裕過ぎたのか、靴下の締め付けが
弱くて足底が自由過ぎて肉刺になったのか
また、スタートからの濡れの影響なのか
原因の究明が必要です
ここ最近は、テーピングで肉刺はほぼ防止が
出来ていたので、少しショックです
また、肉刺対策はやり直しです
しかし、この悪条件で完歩された方々には
敬意を表するとともに、主催者、スタッフの
皆様に感謝して、来年のリベンジを誓います!
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