近鉄さんよ~
ラグビーの聖地、花園ラグビー場を、運営会社の近鉄レジャーサービスが、大阪府か東大阪市に売却して運営から撤退する旨の発表がありました。
近鉄の前身である、大阪電気軌道(大軌)が、昭和の初めに沿線開発として手がけたのが
生駒山上遊園地、あやめ池遊園地、花園ラグビー場の3つでした。
すでに、前2つの遊園地事業は撤退してしまいましたので、ついに最後の聖地からも手を引くのでしょうか?
先人の思いを考えると、いささか歴史のある企業として軽薄な判断を感じます。
OSK日本歌劇団といい、近鉄バッファローズの合併問題といい、近鉄劇場の事もあわせて考えると、企業としての姿勢を疑いたくなります。
確かに、本業あっての事ですので、本業に徹するのは企業として当たり前と言えば当たり前ですけど、その前にやはり、歴史の中で培ってきた事業を手放すのは考え物だと思います。
そもそも、近鉄本体も、連結決算でも、黒字なんですからね
赤字だからと見切る前に、黒字にする努力をしたようにも見えないですけど
またひとつや、ふたつ少々赤字の事業を抱えても、それは別の意味の投資として考えて欲しいものです。
(どうも、沿線事業による旅客収入増を見切ってしまっているようですが)
本当に、近鉄はお客のニーズを見ているのでしょうか??
もう少し、世間の声に耳を傾けて欲しいですね。
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